RSY令和6年能登半島地震への対応(第34報)
※私たちの活動は、皆様からのご寄付、並びに日本財団「令和6年能登半島地震(2024年1月発生)に関わる支援活動」、赤い羽根共同募金「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」からの助成金を頂き実施しています。


『あの日』から2年

雪化粧した元旦の朝、ボラ待ちやぐらの前で日の出を待つ。
残念ながら、日の出直前で雪雲に覆われてしまい、ご来光を拝むことは叶わず。(穴水町根木にて)
令和6年能登半島地震から2年が過ぎました。
先日、新たに5人の方が災害関連死と認定され、地震による死者が700人を超えたことが報道されたところですが、被災地では思うように生活再建が進まず、いまだ不自由な環境のもとで生活されている方がたくさんおられる状況が続いています。
RSYは今年もそうした方々に寄り添いながら生活再建に向けた支援を続けてまいります。
ボラまち亭は年末年始も営業
昨年同様、この年末年始(年始は1日、2日の2日間)も住民とボランティアの皆さんが一緒に過ごせるようにボラまち亭をオープンしました。
多くのボランティアの方々の参加があり、足湯、ヨガ、カラオケ、ゲーム、凧揚げなど、みんなで案を出し合って自主企画を用意。

大晦日に仮設住宅にお住まいの方に「年末なのに暖かい日が続きますね。」と声をかけると、
「地震の時も同じような感じだったよ。気持ち悪いね。また地震がこなければ良いけど。」と表情が曇りました。
お正月が来るのを前に、
「1月1日16時10分になるのが怖いんですよ。2年前もちょうど寿司づくりの練習をしていて、今年もしようとしたんだけど、やっていいんか?!また起きるんじゃないの?って不安になって。」と足湯でつぶやかれた方もいました。
元旦は震災の追悼の日ということもあり、どのようにして住民の方々と接したら良いのか、ボラまち亭にどれくらいの方が来てくださるのだろうかと少し心配しつつ来訪を待ちました。
初めは出足が鈍くボランティアの人数が目立っていたのですが、徐々に足を運んでくださる住民の方が増え、気づけば普段以上の賑わいになっていました。
友人同士で話を楽しんだり、健康体操をしたり、将棋で真剣勝負という人も。
ボランティアやスタッフと話す人の中には、揺らぐ気持ちを吐き出される方、涙ぐむ方もおられました。





そんな中、特に印象的だったのは子供たちの存在。お絵描きをしたり凧揚げをして走り回ったりと、ボラまち亭の周りは活気が溢れていました。




来訪された方からは、
「すごい!人いっぱい!」
「嬉しいねぇ」と感慨深げな声。
ボランティアの参加者も「来てよかった。来年もまた参加したい。」と。

地震から2年が過ぎ、生活再建の進み具合いにはっきりと差が見えるようになってきました。
先行きを見通せない人もたくさんいる中で、ボラまち亭のように違う地域から来た人たちが被災者の声に耳を傾け、寄り添える場所があることに大きな意義があることを、この年末年始の活動を通じて改めて感じました。
復興が少しずつ進む中、生活再建のめどが立たない被災者が取り残されることがないよう、まだまだ多くの支援者の力が必要になります。
今年もたくさんの方に能登へ足を運んでいただき、復興に向けて頑張っておられる被災地の皆さんを支える活動にご参加いただけたらと思います。
ボラまち亭でお待ちしております。
(報告:穴水拠点スタッフ 山田)
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