2006年防災運動会 ■日本初の防災運動会が開催されました! ■
はじめに
2006年11月18日(土)に大府市にある中京女子大学で日本初の防災運動会が開催された。 当日は晴天に恵まれ、絶好の運動会日和となった。参加者は地区ごとに6チームに分かれて、防災力を競い合った。 競技メニューは全部で6種類。竹と毛布で作る簡易タンカに実際に人を乗せてリレーする、安全・安心搬送リレー。 火事場の大声を競い合う、「火事だー」大声競争。自分の町内会を歩き防災マップを作成する、防災地図づくり競技。 防災に関わるグッズを探しにいく、防災借り物競争。水パックを的に狙って投げる、水パック消火競争。チーム全員参加で、迅速な水運びを競うバケツリレー。 司会者のうまい話術と地域の参加者の持ち前のノリのよさで、協議が進むごとに全体がヒートアップし、最終競技のバケツリレーでは、みんな顔色を変え、一致団結していた。 地域の地区の運動会に今回の防災運動会で行われた種目が少しずつ取り込まれていけば、間違いなく地域の防災力はUPするだろうと感じた防災運動会だった。
「防災運動会」当日の動き
テントの設営・開会式
地区のごとに参加者が集まったところから、随時テントの設営を行った。
いかにチームワークよく迅速にテントを立てるかが審査のポイントとなった。
各地区のテントが立ち上がった後、開会式が行われた。
競技1 安全・安心搬送リレー
競技の前に、簡易担架の作り方のオリエンテーションを行った。
この競技が「速さ」を競うものでなく、あくまでも搬送の「安全性」「正確性」を競う競技であることを説明し、競技をおこなった。
迅速かつ安全に搬送をことが審査のポイントとなった。
競技2 「火事だー」大声競争
総合司会のNHK名古屋のアナウンサー、斉藤さんが「受信料を払ってくださーい」と笑いをとるところから競技が始まった。
各チーム「火事だー」と叫ぶ以外に、思い思いの言葉を叫んでいた。
競技3 防災借り物競争
災害時に本当に必要な道具は何なのか?被災地の現場を踏まえた用意された18のお題に沿って、参加者は適したものを借りてきた。
如何に実際の現場をイメージして、物を探してこられるかが、審査のポイントとなった。
競技4 水パック消火競争
予め水を入れた水パックを、火元に見立てた的に向けて1人ずつ順番に投げる。
これが存外難しく、投げる前に落としてしまう参加者もいた。
中京女子大学軟式野球部の参加というサプライズもあり、大いに盛り上がった。
競技5 バケツリレー
全員参加のバケツリレー。午前中からの競技を通して、各チームとも息はぴったり。
水槽までの距離が同じでないと、文句がでるくらい各チームとも必死になって、水を運んだ。
120Lもなんのその、息つく間もない攻防で、地域の団結力を大いに高めた。
競技6 防災地図づくり競技
安全・安心搬送リレーが終了後、午前中にチームごとに地域を歩き、防災設備の調査をおこなったした。
午後から調査してきた内容を地図上に書き込んでいった。
昼食 炊き出し
コミュニティの人が中心となり、アルファ米と豚汁をふるまっていただいた。
アルファ米、豚汁とも大変おいしく、参加者一同冷えた体を温めることができた。
また各国の乾パンも用意され、参加者は思い思いに食べ比べていた。
講評・表彰
審査委員長の谷口氏が講評を述べた後で、1位のチームにはバケツリレーで使用したバケツが、2位のチームにはタオルが贈呈された。
また特に活躍した10名の参加者には愛知県からキャンピングマットが贈られた。
後片付け・反省会
後片付けまでが競技。ということで、地区ごとにテントをきれいにたためたところから解散となった。 朝からの競技で参加者は一様に疲労の色が見えていたが、それ以上に満ち足りた笑顔を浮かべていた。 本当に一日中笑いっぱなしの楽しい防災運動会となった。
さいごに
今回の防災運動会が、今後も北山コミュニティで継続的に行われることはもとより、他の地域へも普及していくことを心より期待して本報告書をしめたいと思う。 本報告書が、今後防災運動会を開催しようと考える人たちにとって少しでも役に立てば望外の喜びである。
参考資料
- 防災運動会チラシ(PDFファイル)
- 防災運動会プログラム(PDFファイル)
- ※災害時や防災の各種講座などにお役立てください。ただし、商業利用や無断改変を禁じます。